ご主人： 賃貸マンションに住んでいた頃は、隣人に迷惑をかけないよう、子どもたちには「家では静かにするように」と言い聞かせてきました。
しかし、子どもたちが成長するにつれ、「もっと元気よくのびのび成長して欲しい」「妻にも新たな住まいでストレスなく暮らして欲しい」と思うようになり、家族で家づくりの話しをするようになりました。

まず私が家づくりで大切にした点は、地震が起きた時、「家にいれば妻と子どもたちは安全」と安心できる強さと、もう一つは、家族がストレスなく暮らせる「デザイン」と「快適性」という点でした。

知人の薦めで、住宅メーカーを検討した時期もありましたが、他のお宅と同じような家ではつまらないと思い、家族皆がわくわくするような、オリジナリティーのある設計力が強みなファーバルさんを選びました。
また、ファーバルさんの、室内の快適性を追求する家づくりの考え方に共感したことも、最終的な決め手となりました。

ご主人： 子どもたちが遊ぶ２階LDKは、息子のお気に入りの車の乗り物でぐるぐる回れるように回廊型プランを計画しました。
当初考えていたように、子どもたちがのびのびと動き回れて遊べる環境ができました。

奥様： キッチンは家事をしやすいように、広さと使いやすさを重視し、正面にはお気に入りのタイルを貼って、機能面だけでなくLDK全体が居心地の良い空間になるようにしました。
また、天然木の床は、子どもたちが遊んだり走り回ったり、生活していく中でつく傷も、将来家族の良い思い出になっていくといいなと思います。

ご主人： この階段は、私たちが最もこだわって打ち合わせしたとても思い入れの深い場所です。 玄関を入ってすぐ見えるオリジナルの階段は、吹き抜けに合わせて開放感のある空間を演出しています。二階はこの階段を中心に回遊できる空間にしたので、家のシンボルのような存在になっています。
階段のデザインは、妻と子どもの意見を聞きながら、いろいろな案を検討しました。ストリップ階段のデザインも好きでしたが、妻と子どもから「階段の隙間が見えて怖い」と反対を受け、怖くならないよう、かつ軽やかさのあるデザインにしました。
寸法など、一段一段細かい点まで何度もやり取りをし、大工さんに丁寧に作っていただきました。我が家の階段は、家族皆がこだわって作ったお気に入り場所になっています。